家畜の飼料の種類、特徴

家畜の飼料の種類、特徴についてメモ書きしています。
 
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  1. 飼料作物の種類
  2. 飼料の分類
  3. 配合飼料
飼料作物の種類

①牛などの反芻動物が好む牧草
②種子が熟す前に刈り取るトウモロコシや麦類などの青刈り作物
③飼料用ビート(テンサイ)など根菜類
 
・植物学的にはイネ科とマメ科に分けられる
 
○イネ科
オーチャードグラス、チモシー、イタリアングラス、芝、ベレニアルライグラス、トールフェスク、ギニアグラスなど
 
○マメ科
赤クローバー、白クローバー、アルファルファ

飼料の分類

1)粗飼料
 
・繊維質を多く含むものを粗飼料と呼ぶ。
・稲わら、乾草、サイレージ(牧草や青刈りトウモロコシなどの飼料作物を発酵させた飼料)、稲WCS(稲発酵粗飼料)が代表的。
・多くが国産。
 
2)濃厚飼料
 
・粗飼料に比べ繊維質が少なく、タンパク質や炭水化物などの栄養素を多く含むもの。
 
①穀類
トウモロコシやコウリャン、大麦、米など
②糠類
米糠やふすま(小麦をひいて粉にした後に残る表皮のくず)など
③粕類
大豆油粕やビール粕、ビートパルプ(ビートから砂糖を抽出したあとの搾り粕)など
④動物性飼料
魚を乾燥させて粉末にした魚粉など
 
・一般的に豚や鶏は濃厚飼料だけで育てられる。
・大部分を輸入に頼っている。

配合飼料

・家畜の種類に応じて、いくつもの濃厚飼料をミックスしたもの。

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