畜産物の安全性向上のために行われている試みについてメモ書きしています。
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農場HACCP
●農場HACCPの概要
○HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは?
最終製品の抜取り検査に加え、原料の入荷から製造・出荷までの全ての工程において、
(ア)あらかじめ危害を予測し、
(イ)その危害を防止するための重要管理点を特定して、
(ウ)そのポイントを継続的に監視・記録し、
(エ)異常が認められたらすぐに対策を取り解決することにより、
不良製品の出荷を未然に防ぐ衛生管理の手法。
○農場HACCPの概要
・個々の畜産農場の衛生管理向上、農場から消費者までの一貫した衛生管理が重要。
・農場HACCPは、衛生管理を向上させるため、農場にHACCPの考え方を採り入れ、危害要因(微生物、化学物質、異物など)を防止するための管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことにより、農場段階で危害要因をコントロールする手法。
例えば、餌やりでは、どのような手順で餌をあげているかという作業工程を図式化し、どの段階で異物の混入などのトラブルが発生する可能性があるかを明らかにする。
・管理の対象となるのは、飼料や素畜、ワクチン、資材などの農場に入ってくるもので、どのように管理、使用したかなどを記録する。
○HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは?
最終製品の抜取り検査に加え、原料の入荷から製造・出荷までの全ての工程において、
(ア)あらかじめ危害を予測し、
(イ)その危害を防止するための重要管理点を特定して、
(ウ)そのポイントを継続的に監視・記録し、
(エ)異常が認められたらすぐに対策を取り解決することにより、
不良製品の出荷を未然に防ぐ衛生管理の手法。
○農場HACCPの概要
・個々の畜産農場の衛生管理向上、農場から消費者までの一貫した衛生管理が重要。
・農場HACCPは、衛生管理を向上させるため、農場にHACCPの考え方を採り入れ、危害要因(微生物、化学物質、異物など)を防止するための管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことにより、農場段階で危害要因をコントロールする手法。
例えば、餌やりでは、どのような手順で餌をあげているかという作業工程を図式化し、どの段階で異物の混入などのトラブルが発生する可能性があるかを明らかにする。
・管理の対象となるのは、飼料や素畜、ワクチン、資材などの農場に入ってくるもので、どのように管理、使用したかなどを記録する。
家畜のトレーサビリティ
●牛のトレーサビリティの概要
・BSEのまん延防止措置の的確な実施を図るため、牛を個体識別番号により一元管理するとともに、生産から流通・消費の各段階において個体識別番号を正確に伝達することにより、消費者に対して個体識別情報の提供を促進する。
○制度の概要
①耳標装着
・生産者は牛が生まれると、出生の年月日や雌雄、母牛の個体識別番号などを農林水産大臣に届ける。
・牛に識別番号を印字した耳標を装着。
②牛の生産履歴のデータベース化
・家畜改良センターがデータをデータベース化。
・個体識別番号によって、その牛の性別や種別(黒毛和種など)に加え、出生から、とさつ・死亡までの飼育地などがデータベースに記録される。
③個体識別番号の表示と記録
・個体識別データは、肉と一緒に販売業者に渡される。
販売業者にはデータ標示義務があり、肉のパッケージに貼られたシールには個体識別番号が標示される。
・消費者は、家畜改良センターのホームページで個体識別番号を検索すると、その牛の生産履歴を知ることができる。
●豚、鶏のトレーサビリティ
・まだ制度化されていないが、農林水産省は2007年度に食品の安全や消費者の信頼性の確保、生産流通に関わる事業者の責任の明確化などを目的にした”導入の手引き”を発表している。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/buta_trace_tebiki1.pdf
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/tori_trace_tebiki1.pdf
現在は、業界主導でシステムづくりが進んでいる。
・豚や鶏は群れで飼養されることが多く、トレーサビリティも群れごとの記録が必要になる。
・BSEのまん延防止措置の的確な実施を図るため、牛を個体識別番号により一元管理するとともに、生産から流通・消費の各段階において個体識別番号を正確に伝達することにより、消費者に対して個体識別情報の提供を促進する。
○制度の概要
①耳標装着
・生産者は牛が生まれると、出生の年月日や雌雄、母牛の個体識別番号などを農林水産大臣に届ける。
・牛に識別番号を印字した耳標を装着。
②牛の生産履歴のデータベース化
・家畜改良センターがデータをデータベース化。
・個体識別番号によって、その牛の性別や種別(黒毛和種など)に加え、出生から、とさつ・死亡までの飼育地などがデータベースに記録される。
③個体識別番号の表示と記録
・個体識別データは、肉と一緒に販売業者に渡される。
販売業者にはデータ標示義務があり、肉のパッケージに貼られたシールには個体識別番号が標示される。
・消費者は、家畜改良センターのホームページで個体識別番号を検索すると、その牛の生産履歴を知ることができる。
●豚、鶏のトレーサビリティ
・まだ制度化されていないが、農林水産省は2007年度に食品の安全や消費者の信頼性の確保、生産流通に関わる事業者の責任の明確化などを目的にした”導入の手引き”を発表している。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/buta_trace_tebiki1.pdf
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/tori_trace_tebiki1.pdf
現在は、業界主導でシステムづくりが進んでいる。
・豚や鶏は群れで飼養されることが多く、トレーサビリティも群れごとの記録が必要になる。