有機農産物の栄養、環境に与える影響

有機農産物の栄養、環境に与える影響についてメモ書きしています。

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  1. 有機農産物の品質、栄養
  2. 有機農法の環境に与える影響
有機農産物の品質、栄養

※以下の記事も参照。
有機農業の基礎知識(食品の質)

●有機栽培と畜産
 
・鶏の飼料のトウモロコシや大豆が化学物質なしで栽培された事は、肉の味には影響しない?
 
・抗生物質や動物の副産物を与えられたブロイラーは、歯ごたえや風味に欠ける。
 
●有機農産物の品質
 
・合成窒素を使用しないで育てると、生長が遅めの葉は厚い細胞を形成し、必要とする水分も少ないため、持ちが良くなる。
 
○ポリフェノール
・2003年、カリフォルニア州立大学デイビス校の研究では、有機農法やほかの持続可能な方法で栽培された青果には、ビタミンCと様々なポリフェノールの両方の含有度が有意に高いことが示された。
 
ポリフェノールが多くなる理由として以下の二つの説を提示。
①植物がポリフェノールを生産するのは、病害虫から身を守るため。
 病害虫からの脅威が高いほどポリフェノールの生産量は高くなる。植物が人口の殺虫剤によって守られると、ポリフェノールが不要になり生産しなくなる?
 
②植物が化学肥料で育てられると土壌が極度に単純化され、ポリフェノールをつくる原料に欠けてしまう?慣行農法は病害虫に弱くなる。
 
※参考資料『マイケル・ポーラン(2009) 雑食動物のジレンマ 東洋経済新報社』

有機農法の環境に与える影響

・工場式農法と比べて二酸化炭素排出量が2分の1から3分の2ほど少ないといわれている。
 
・有機農業によってより多くの炭素を蓄積できる健全な土壌が生まれ、"炭素貯留地"となることができる。
 
・"開発のための農業科学技術の国際的評価(IAASTD)"は、農業生態系を支えること、農業における生物多様性を広げること、小規模農場を奨励すること、家畜や森林、漁業の持続可能な管理を促す事に加えて、"農薬に代わる生物学的な代替手段"を後押しすること、"農業部門による化石燃料への依存を減らすこと"を求めている。
 
※参考資料『エリック・シュローサー(2010)フード・インク 武田ランダムハウスジャパン』

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